「イヤイヤ~!」
今日は何回聞いたかな…?
…そう途方に暮れているママ、多いでしょう。
2歳頃から始まるこの「イヤイヤ期」。
なんでもイヤ。
ぜんぶイヤ。
「むしろ、ママの方がイヤですけど?」
…って、言いたくなりますよね。
このブログでは、
子育ての正解を押し付けるのではなく、
「今日は、少し気持ちが軽くなった」
そう思える「大丈夫」の見つけ方を発信しています。
このイヤイヤ期は、ほとんどの子が通る道。
実は、成長に欠かせない大切な時期でもあります。
そうとわかっていても、
「私の育て方が悪いのかな」
「甘やかしすぎたのかも…」
と、自分を責めてしまうママも多いはず。
でも、安心してください。
イヤイヤ期は、誰のせいでもありません。
この記事では、
✅イヤイヤ期はなぜ起こるのか
✅イヤイヤ期は異常じゃない理由
現役保育士として働く保育歴16年の桃太くうが、ママとしての経験をくわえながらお話ししていきます。
「ちょっと気持ちがラクになった」
そう思ってもらえたらうれしいです。

イヤイヤ期とは?反抗ではなく自我の成長!
子育てをしていると、
一番最初にぶち当たる壁、「イヤイヤ期」。
「知っているし、大変だって聞いてはいたけど…こんなに?」
そう思わずにはいられない気持ち、
よくわかります。
まずは、
✅イヤイヤ期とはどんな時期なのか
✅なぜ起こるのか
ここからお話しますね。
イヤイヤ期とは
イヤイヤ期は、個人差はありますが、
だいたい、1歳後半から3歳頃に起こります。
なんでも「イヤ!」というので、
その名の通り「イヤイヤ期」と呼ばれているのです。
ほんとに、ずっと言ってるんですよね、
「イヤ!」「イヤ!」って…。
でも、なにがイヤとは教えてくれない。
それがまた、ママを困らせますよね。
実はこれ、成長の途中で起きる通過点なんです。
保育園も、朝は床にひっくり返って泣いていた子が、、
数か月後には「じぶんでやる!」と言いながら、
靴を履けるようになる姿を、何度も見てきました。
イヤイヤ期は「自分でやりたい」が追いつかない時期
イヤイヤ期の子どもは、
決してママを困らせたくてイヤイヤしているわけではありません。
「自分でやりたい」
その気持ちがぐんと強くなる一方で、
思い通りにできる力は、まだ追いついていない。
そのズレに、こども自身も葛藤しています。
イヤイヤ期は
「自分でやりたい」と
「うまくできない」がぶつかり合い、
モヤモヤした感情が外にあふれ出ている時期。
私の娘たちも通りましたし、
保育現場でも、お母さんたちから相談を受けることも多いです。
だからこれは、
誰もが通る成長の過程であり、
異常な行動ではありません。
くう「うちの子だけ?」と思ってしまうママ。
大丈夫です。みんなが通る成長過程です。
ただ、始まりと終わりの時期は、それぞれ。
イヤイヤの強さもそれぞれ。
それを、他の子と比べる必要はありません。
イヤイヤ期が起きる本当の理由


ここでは、少し「なぜイヤイヤ期が起こるのか?」を深堀してお話します。
イヤイヤ期は脳の発達のアンバランス
イヤイヤ期が起きる大きな理由のひとつが、
脳の発達のアンバランスです。
子どもの脳は、
「イヤ!」「やりたい!」「かなしい!」
といった感情を感じる部分が、
最初にどんどん育っていきます。
なので、
「ちょっと待とう」
「我慢しよう」
「落ち着こう」
そうブレーキをかける 理性的な部分が、
まだまだ未熟。
つまり、気持ちは大きく動くのに、
それをコントロールする力が追いついていない状態なのです。
アクセル全開なのに、
ブレーキの存在に気づいてない…
そんな感じですね。
実際に自治体の子育て支援でも、
感情の発達が先に進み、
衝動を抑える力はあとから育つと説明されています。
でも、それがわかっていても、
私自身、娘のイヤイヤに
「いい加減にして!」と感情をぶつけてしまったこと、
正直あります。



「成長過程のひとつ」「脳の発達のせい」
わかっていたって、保育士していたって、
感情はやっぱり爆発しちゃうのは当たり前なんですよね。
これは、性格の問題でも
しつけができていないわけで起こるものでもありません。
脳が成長途中だからこそ起こる、
自然な反応なのです。
イヤイヤ期は「自分主張の練習期」である
保育士として
たくさん子どもを見てきて感じるのは———
イヤイヤ期は、
自分の気持ちを外に出す練習期間
だということです。
今までは、ママにやってもらっていたことを
「自分でやりたい!」
「自分で決めたい!」
そう思えるようになってきた証なんです。
それがうまくできなくても、
自分の気持ちを主張しようとする。
心が育ってきているからこそ。
ちゃんと成長しているサインですね。
現場では、
「あのころ、ずっとイヤイヤしていてほんと大変だったよね~」という子ほど、
4歳・5歳頃になると、自己主張が上手にでき、しっかりしてくるケースも多いですよ。
イヤイヤ期は、言語化の未熟さゆえ伝えられないイラ立ちが起こる
イヤイヤ期の子どもは、「イヤ!」とは言えても、
✅ 何がイヤなのか
✅ どうしてイヤなのか
そこまで言葉で伝える力が、まだ十分ではありません。
本当は、
「自分でやりたかった」
「こうしたかった」
「疲れてできなかった」
そんな理由があっても、うまく言葉にできないのです。
だから、モヤモヤがたまって、
「イヤ!」という形で溢れ出てしまうのです。
これは、わがままではなく、
伝えたい気持ちがある証拠。
だから、言葉増えてくるにつれて、
少しずつイヤイヤが減ってくる子も多いですよ。
イヤイヤ期は、
感情が育ち、言葉と理性が追いつこうとしている途中
簡単にすると、
はっきりしてきた自分の気持ちを、どうにか言葉にしようと必死に考えているってことですね。



でも、それがまだうまくできないから、
子どももイライラしちゃってるんですよね。
そう思えるだけで、少し見え方が変わりませんか?
ママの前でだけイヤイヤが激しい理由
実は、イヤイヤ期って、
どこでも誰に対しても出るわけではありません。
保育園では落ち着いているのに、
家に帰ると大爆発。
実際、保育園でも、
「家では毎日泣き崩れるのに、
保育園ではおりこうですよって言われて…
なんで?」
と、泣きそうな顔して相談してくれるママ、本当によくいます。
これ、珍しいことでも、悪いことでもないんです。
なぜ、場所や相手を選ぶのか。
保育士ママの視点で、紐解いていきますね。
イヤイヤの感情を出せるのは、安心しているからこそ
イヤイヤ期の「イヤ」は
一番多く向かう相手がママです。
それは、いつも一緒に過ごしているから。
そして何より、
安心して甘えられる存在だから。
ママの前でだけ爆発できるのは、
「ここなら大丈夫」と心がわかっている証拠なんです。
イヤイヤ期はバッテリーが切れ、家で爆発する
イヤイヤ期の子どもは、
実は外ではかなり頑張っています。
・先生の話を聞く
・順番を待つ
・お友達と仲良くする
まだまだ未熟な脳で、
一生懸命「いい子」をやっているんです。
だから———
ママの顔を見た瞬間、
スイッチオフ!
「いい子時間」終了のゴングが鳴り、
外で頑張っていた分の感情が、
家で一気にあふれ出るのです。
これは、甘えていい場所を、
ちゃんとわかっている証拠。
逆ではなく、とても正常な反応なんですよ。
「保育園ではおりこう、家でイヤイヤ」これってダメなの?
そう不安になるママがいますが、
まったく違います。
家でイヤイヤが出るのは、
「安心して本音を出せる場所」だから。
もしどこでも、いつも緊張していて、
感情を出せない状態が続いているときは…
その子が頑張りすぎているサインということもあります。
だから大切なのは、比べることではなく、
今、目の前の子が何を感じているかを
見てあげてくださいね。



家でイヤイヤが激しいのは、
ママがいちばんの安心基地だからです。
それだけは、どうか忘れないでくださいね。
ここまで読んで、
「家でイヤイヤが激しいのは、安心しているから」
頭ではわかっても、
気持ちが追いつかない日もありますよね。
そんなときに、
理屈じゃなく、気持ちのほうをそっとゆるめてくれる絵本があります。
子ども向けのようでいて、
実はママの心に向けて描かれた一冊です。
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しばらくあかちゃんになりますので
(ヨシタケシンスケ/PHPわたしのえほん)
イヤイヤ期の子どもを描きながら、
「ママだって、甘えていい」
そんなメッセージをユーモアたっぷりに届けてくれます。
イヤイヤ期でパパ拒否が起きる心理
イヤイヤ期と同じタイミングで増えてくるのが、
いわゆる「パパイヤ期」。
「パパはイヤ!」
「ママがいい!」
そういわれるたびに、パパはしょんぼり、
ママは「私ばっかり…」と心がすり減ります。
でも、これも珍しいことではありません。
「パパイヤ期=ママじゃなきゃイヤ期」
パパイヤ期は、
パパを嫌いになったわけでも、
パパが何かしてしまったわけでもありません。
理由はとてもシンプル。
一緒に過ごしている時間の差です。
ママといる時間が長いと、
生活の流れや声かけ、かかわり方が
「いつも通り」で安心できるから。
イヤイヤ期の子どもは、
気持ちが不安定だからこそ、
慣れている人・慣れている流れを求めます。
だから、
「ママじゃなきゃイヤ!」になるのです。



パパイヤ期があるのは、ママとの愛着がしっかり育っている証拠。
大丈夫。
子どもはちゃんと成長していますよ。
「パパは拒否されて、全部ママなの正直しんどい!」そう感じているママは、ここで一度立ち止まって読んでほしいです。
▶パパ嫌い!はなぜ?
まとめ|イヤイヤ期は成長の途中。ママは悪くない!


イヤイヤ期とは———
✅感情の発達が先に進み、理性が追いついていない時期
✅「自分でやりたい」という気持ちが芽生えた成長のサイン
✅ママの前で出やすいのは、安心して甘えられている証拠
どれも、子どもがちゃんと育っているからこそ、起こる姿です。
だから、ママの育て方のせいでも、
かかわり方が間違っているわけでもありません。
…でもね。
毎日毎日「イヤ!」「イヤ!」を浴びていたら、
イライラするのも、疲れるのも、当たり前です。
私だって、
「もう勝手にしなさい!」
そう言い捨ててしまった日、何度もあります。
日々の中で怒りや疲れを感じるのは、
ちゃんと子育てを頑張っている証拠。
完璧なママじゃなくていい。
笑えない日があってもいい。
どうしてもつらい日には、
子どもと一緒に泣いたっていいんです。
最後にひとつ、覚えていてほしいこと。
イヤイヤ期には、
必ず終わりがあります。
あれだけ大変だったのに、いつか必ず、
「あれ、なんだったの?」と振り返れる日がきます。
だから今は、
無理をしすぎなくていい。
全部受け止めようとしなくていい。
できる範囲で、できる日だけ、
「イヤイヤ」に付き合ってあげれば十分です。
ちゃんと悩めているあなたは、
もう十分、いいママです。
イヤイヤ期の悩みは、
朝の支度や外出先、生活リズムなど、
場面ごとにしんどさが変わってきます。
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