【イヤイヤ期】怒鳴ってしまうママへ|心を守る考え方と対処法

イヤイヤ期ママの心

「今日も怒ってしまった…」
「寝顔を見て、泣けてくる…」

これ、ほんとうに多い悩みです。

そしてね、これを感じているママほど、
ちゃんと子どもと向き合っている証拠なんです。

完璧な親なんて、いません。

私自身、保育士としてたくさんの子どもを見てきましたが、、
自分の子育ては、何度も壁にぶつかってきました。

「保育士だから楽勝」
そんなことは、ひとつもありません。

怒ってしまったっていいんです。

大事なのは、怒らないことではなく、
そのあとに「戻れる関係」でいられること。

この記事では、
イヤイヤ期がしんどくて自分を責めてしまうママへ向けて、

無理なくできる「自分を守る考え方」と「かかわり方」を、

保育士ママの視点から、丁寧にお伝えします。

イヤイヤ期のしんどさは、ママの性格や努力不足ではありません。
子どもの発達によるものです。


イヤイヤ期そのものについて知りたいママは、
まずこちらの記事から読んでみてください。▶イヤイヤ期とは?

目次

イヤイヤ期がママを追い詰める理由

イヤイヤ期は、子どももしんどい。
でも正直に言うと、それ以上にママが辛い時期でもあります。

「子どものせいじゃない」

それがわかっているからこそ、
怒りやしんどさの向け先がなくなってしまうんですよね。

毎日、子育てしているだけでも大変なのに、
イヤイヤ真っただ中の子どもへの対応は、
心も体も一気に消耗します。

自分のペースでは動けない。

やりたいことどころか、
毎日の家事や最低限のタスクさえ思うように進まない。

外に出ようと思えば、
着替え・準備・移動…
それだけで、ひと仕事。

気づけば家にこもりがちになり、
誰とも話せないまま一日が終わる。

そんな孤独を感じてしまうママも少なくありません。

「これ、いつまで続くんだろう…」

出口の見えないトンネルの中にいるようで、

毎日がしんどくて、泣きたくなる。

それは、決して弱いからでも、
ダメな親だからでもありません。

ここまで、ちゃんと頑張ってきたからこそ、

感じてしまう気持ちなんです。

▶生活習慣のイヤイヤが続くと、ママの心もしんどくなりますよね。

怒ってしまっても大丈夫な理由

「また怒ってしまった…」

そうやって自分を責めてしまう気持ち、
本当によくわかります。

イヤイヤ期は、想像以上に大変な時期。

子どももしんどいけれど、
ママにだって感情があって当たり前です。

「ママも泣きたい!」

そう思って口にしてしまう日があったって、
いいんです。

毎日イヤイヤを受け止め続けていたら、
頭では「ダメだ」とわかっていても
感情的に怒ってしまうことはあります。

私も、ありました。

「も~~う、いい加減にして!」

…何度言ったかわかりません。

でもね。

本当に大切なのは、怒ってしまったその後です。

「さっきは怒ってごめんね。」
「びっくりしたよね。ママも悲しくなっちゃった。」

そうやって、自分の気持ちを素直に伝え、
子どもの気持ちに寄り添うこと。

このひと言があるだけで、
親子の関係は、ちゃんと戻ることができます。

怒ってしまったことよりも、
そのあと、どう向き合えたか。

それが、
子どもとの信頼関係を守ってくれるんです。

やってはいけないNG対応3選

イヤイヤ期は、本当に大変。
毎日向き合っていたら、
ママの感情が爆発してしまっても不思議じゃありません。

でも、同じ対応を繰り返すほど、
イヤイヤがさらにひどくなった…
そんな経験、ありませんか?

それは、ママが悪いわけではなく、
イヤイヤの子どもには「逆効果」となるかかわり方があるから。

ここでは、ついやってしまいがちだけど、
できれば避けたいNG対応をお伝えします。

①脅し・怖がらせは逆効果

ついやってしまいがちな、こんな声かけ。

「鬼がくるよ」
「言うこと聞かないなら、置いていくよ!」

一時的に静かになることはあっても、
これは根本的な解決にはなりません。

イヤイヤ期の子どもの脳は、
もともと興奮しやすく、不安を感じやすい状態。

そこに「怖い」「不安」な刺激を加えると、
感情がさらに過剰反応してしまいます。

結果として、
イヤイヤはおさまるどころか、
より強く、長引きやすくなるのです。


②長い説教は届かない

イヤイヤ期の子どもに、
どれだけ正論を並べても…

正直、ほとんど届きません。


この時期に伝わるのは、

・短く
・簡単に
・今やるべきこと


だけ。

また、泣いている最中は、
脳が感情に支配されている状態なので、
何を言っても理解できません。



まずは子ども自身が落ち着くのを待ちましょう。

話をするのは、その後です。

③ママの自己否定は、子どもも苦しくする

「なんでできないの」
「どうしてそんなに泣くの?」

悪気はなくても、こうした言葉は、
子どもにとっては否定されているのと同じです。

イヤイヤ期の子ども自身も、
「どうしたらいいのかわからない」状態。

そんなときに、
いちばん頼りたいママから理解されないと感じると、
不安はさらに大きくなり、イヤイヤも強くなってしまいます。

だからこそ、まずは「気持ち」を受け止めることが大切。

できない自分を責める必要はありません。

イヤイヤ期を乗り越えるためにママの心を守る工夫

イヤイヤ期の子どもと向き合う毎日で、

気づかないうちに、心がすり減っていませんか?


「私ががんばらなきゃ」
「私がやらなきゃ回らない」

そう思うほど、限界まで抱え込みがちです。

ここでは、イヤイヤ期を乗り切るために、
ママ自身の心を守る工夫をお伝えします。

悩む女性

イヤイヤ期はパパに頼るハードルを下げる

子育て中のママ、
ひとりで頑張りすぎていませんか?

とくに、日中ワンオペになりやすいママは、
「自分がやるしかない」と抱え込みがちです。

でも、子育ては一人で続けるほど、
心も体も消耗してしまいます。

限界がくるまえに、今のしんどさを、
パパと共有しましょう。

もし、「パパ嫌期」で子どもが拒否しているなら、
無理に育児を語ってもらわなくてもいいんです。


そんな時は———
✅家事を少しやってもらう
✅30分だけ外出してくる
✅ひとりでお風呂に入る時間をつくる

そんなことでいいんです。

それだけでも、ママの心は確実に軽くなります。


イヤイヤ期は、外注できる部分は外注していい

イヤイヤ期を乗り切るコツは、
「ぜんぶ自分でやろう」としないこと。

✅ネットやスーパーの宅配サービスを利用
✅コープ・生協の活用
✅掃除や家事の外注

お金がかかることに、
罪悪感を持つ必要はありません。


心がすり減るくらいなら、
外注したほうがずっと健全です。

無理はしない。

ママが元気でいることが、
子どもにとって、いちばんの安心です。

つらい時こと、SNSで「比較しない」を徹底する

しんどいときほど、なぜかSNSを見てしまいますよね。

そして、そんなときに限って、
キラキラした投稿が目に入る。

「私だけ、うまくできてない気がする…」


そんなことはない!

忘れないでください。

本当につらいママほど、
つらいって言えません。

だから、本当につらいママはSNSに出てこないんです。

SNSで比べてしまうと、心はさらに疲れてしまいます。


今は、前向きになれる情報だけを受け取って、
「いつか私も、こうなれる」
それくらいの距離感で十分です。



朝の支度や外出先、生活リズムの乱れが重なると、どうしても心に余裕がなくなってしまいます。
具体的な場面別の対処法は、こちらの記事も参考になります。
▶家でのイヤイヤの減らし方

イヤイヤ期がしんどくて怒ってしまうママへ

イヤイヤ期

イヤイヤ期は、「いつ終わるのか」が見えません。

毎日、神経をすり減らしながら向き合っているママ。

本当に、よくやっています!

悩んでいること自体が、
ちゃんとがんばっている証拠です。

ママだって、ひとりの人間。

感情が爆発してしまう日があるのも、当たり前です。

でも、大丈夫。

子どもと少し距離を置いて、
ママ自身が落ち着いてからでいい。

「さっきはごめんね」
「ママ、ちょっと疲れちゃって」


そう素直に伝えられれば、
親子の関係は、ちゃんと戻れます。

自分を責める必要なんてありません。

完璧な親じゃなくていいんです。

「しんどい」と感じる気持ちは、
間違いでも、弱さでもありません。

それでも子どもと向き合い、
試行錯誤しながらかかわっている———

それだけで、十分すぎます。

イヤイヤ期は、子どもが成長している途中の通過点。

いつか必ず、終わりはきます。

だから今は、

無理をせず、ママ自身の心も守りながら、
一日一日を乗り越えていきましょう。



今日も精一杯がんばった夜。
少しだけ、肩の力を抜きたくなったら。

子どものためではなく、
ママ自身の気持ちをゆるめるために
そっと開いてほしい絵本があります。

しばらくあかちゃんになりますので
(ヨシタケシンスケ/PHPわたしのえほん)

この絵本は、
イヤイヤ期の子どもを描いているようで、
実は「疲れてしまった大人の心」に寄り添ってくれる一冊。

イヤイヤに向き合う毎日の中で、
「ちゃんとできない日があってもいい」
そう思わせてくれる、やさしいユーモアがあります。

※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。



よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元幼稚園教諭・現役保育士。
2人の娘を育てる母として、
子育てを頑張るママたちへ。

子育ての困りごとや保育園での悩みについて、
「どうしてかな?」を大切にしながら、
家庭でもできるかかわり方をお伝えしています。

気軽にコメントもお待ちしています

コメントする

CAPTCHA


目次