「子育ても落ち着いてきたし、そろそろ働こうかな」
「保育士の資格あるけど、子育てしながらは無理かな」
「もう一度、保育の仕事したい…」
そんなふうに悩んでいるママ、多いのではないでしょうか。
私も、まさにそうでした。
次女が幼稚園に入ったタイミングで、復帰を考えたけれど…
いきなりのフルタイムは正直、不安。
そこで選んだのが
「派遣保育士」という働き方でした。
この記事では、
実際に派遣保育士として復帰した
私の体験をもとに、
メリット・デメリットを、正直にお伝えします。

派遣保育士からのリスタート

次女が幼稚園に通い始め、少し手を離れた頃。
「そろそろ働こうかな」
そう思い始めました。
せっかく持っている
保育士資格と幼稚園教諭の免許。
「保育の仕事は好き。でも…」
ブランクがある。
またあの激務に耐えられる?
子育てしながら両立できる?
不安のほうが大きかった。
だから私は、
9時〜13時の4時間勤務を条件に探しました。
そこで初めて登録したのが、派遣会社。
数日後には電話があり、
条件に合う園があるとのこと。
少し遠かったけれど、
「まずは短時間から」と働き始めました。
派遣保育士とは?

派遣保育士とは、
保育園などに直接雇用されるのではなく、
派遣会社と契約して、園に派遣されて働く保育士のことです。
給与は派遣会社から支払われます。
事前に働き方の希望を伝え、
それと合致する園を紹介してもらいます。
そして働き始めた後も、
担当者が間に入り、相談や調整をしてくれます。
この「間に人がいる安心感」は、
後に私を救うことになります。
派遣保育士のメリット【体験ベース】

働きやすさを優先できるのが、派遣保育士のメリットです。
派遣保育士のメリット① 働き方を自分で選べる
派遣の一番の魅力は、
自分の希望ははっきりと伝えられること。
私は「家庭優先」が絶対条件でした。
✅ 通勤30分以内
✅ 車通勤OK
✅ マンモス園ではない
✅ 幼稚園の時間内勤務
細かい条件も、遠慮なく伝えました。
すぐに決まらなくてもいい。
まずは、無理のない形で始めたかったからです。
派遣保育士のメリット② 時給が比較的高い
保育士は低賃金と言われますが、
派遣はパートより時給が高めに設定されていることが多いです。
1200円〜1600円ほど(※地域差あり)。
短時間勤務でも、
「資格を活かしている」という実感はありました。
派遣保育士のメリット③ 休みやトラブル時も安心
派遣の大きな安心は、
担当者が間に入ってくれること。
休みの相談も、何かあった時のトラブル対応も、
直接園に言いにくいことを代わりに伝えてくれます。
このワンクッションは、本当に大きい。
育児と仕事の両立は、
想像以上にエネルギーが必要です。
だからこそ、
「相談できる人がいる」という安心感は、
思っていた以上に支えになりました。
▶︎派遣保育士を始めるのに人間関係が不安な方は、こちらに詳しく書いてあります。

派遣保育士のデメリット

もちろん、いいことばかりではありません。
派遣保育士のデメリット① ボーナスはない
派遣保には、ボーナスがありません。
処遇改善手当の対象外になることも多いです。
時給は高くても、年収で見ると正職より少なくなります。
派遣保育士のデメリット② 月給が安定しない
時給制なので、
祝日が多い月は収入が減ります。
コロナ禍では、園児数が少ない日には
時間カットされることもありました。
安定を重視する人には、ネックになる部分です。
派遣保育士のデメリット③ 意見は言いづらい
派遣は補助的な立場。
正職と同じ仕事をしていても、
保育方針や行事について強く意見するのは難しい場面もあります。
「自分のやりたい保育」を強く持っている人には、
物足りなさを感じるかもしれません。
派遣保育士のデメリット④ 同じ園には3年まで
法律上、同じ派遣先で働けるのは原則3年。
それ以上働きたい場合は、
直接雇用に切り替える必要があります。
私自身は、2年半働いた園で、
年度切り替えのタイミングで声をかけてもらい
正職になりました。
派遣保育士デメリット⑤ 当たり外れはある
正直に言います。
派遣先の園にも「当たり外れ」はあります。
職員同士の空気がピリついていたり、
業務量と人数が見合っていなかったり。
私も実は最初に派遣された園で
「ここ、長くは無理だな」と感じたのです。
でも、ひとつだけ救いだったのは…
私は「派遣」だったこと。
合わないと感じたら、
派遣会社に相談できる。
直接言いにくいことも、
間に入って調整してもらえる。
正職員だった頃の
「自分で抱えるしかない」感覚とは、
まったく違いました。
派遣保育士として出会った働きやすい園

しばらくすると、
派遣会社から新たな園の紹介がありました。
「主婦層が多くて、働きやすい環境だと思います。」
そう言われ、見学へ。
園の雰囲気は穏やかで、
職員同士の空気もやわらかい。
ここでもう一度やってみよう
と思えました。
勤務は9時から13時の4時間。
再び、短時間からのスタートです。
実際に働いてみると…
・職員間の関係が良好
・子育てママが多い
・急な休みにも理解がある
・定時退勤の徹底されている
・持ち帰り仕事はほぼなし
保育士ママにとって、
本当にありがたい環境でした。
子育てと両立しながら
「無理をしない働き方」で、
もう一度保育の仕事を楽しめるようになっていきました。
もちろん、保育の現場は女性が多い職場です。
人間関係に悩むことがゼロになるわけではありません。
それでも、
気の合う先生や、気軽に相談できる先生と出会えたこと。
それが、続けられた一番の理由でした。
「ここなら、やれそう!」そう思えた私は、
少しずつ就労時間も延ばし、
やがて派遣としてフルタイムで働くようになりました。
派遣保育士から正職へ
2年半、派遣保育士として働いたある日。
「来年度から、正職として働いてみない?」
園長先生から声をかけていただきました。
驚きました。
でも、それ以上に嬉しかった。
必要とされていると感じられたからです。
この園なら、
家庭と両立しながら働ける。
2年以上かけて、
そう思える安心感がありました。
身近に頼れる身内がいない私にとって、
それは大きな決断材料でした。
もちろん、正職となれば
・早番、遅番
・土曜出勤
・行事担当
仕事量は確実に増えます。
30代後半で正職復帰なんて、
正直、想像もしていませんでした。
「正職保育士=家庭との両立は不可能」
そう思い込んでいたからです。
でもこの園には、
子育てしながら働く保育士ママがたくさんいました。
だから私は、
もう一度一歩を踏み出すことにしたのです。
派遣保育士はこんな人におすすめ

資格はあるけれど、現場復帰が不安。
私も、そうでした。
でも派遣保育士として戻ったことで、
「やっぱりこの仕事が好きだ」と思い出せました。
こんな方には、派遣という働き方は相性がいいと思います。
✅ ブランクが不安
✅ まずは短時間から始めたい
✅ 職場の雰囲気を見極めたい
✅ 家庭を優先しながら働きたい
私は2つの園で派遣として働き、
2つ目の園で正職という道を選びました。
一方で、
今でも派遣として働き続けている先生もいます。
その先生は、
「責任が少なく、子どもたちと関われる最高の働き方」
と話していました。
どれが正解、ではなく、
自分で選べること。
それこそが、
派遣保育士の大きなメリットだと思っています。
まとめ|私が派遣保育士をおススメする理由

資格はあるのに、
ブランクや職場環境が不安で踏み出せない。
私も同じでした。
最初からうまくいったわけではありません。
当たり外れもあります。
でも、派遣保育士だったからこそ、
「合わなければ離れられる」という選択肢がありました。
逃げ道がある。
それは、弱さではなく、
自分を守るための余白でした。
その余白があったからこそ、
私はもう一度チャレンジできた。
そして、
家庭と両立できる場所に出会えた。
2年半の派遣期間を経て築いた信頼は、
私にとって「新しい居場所」につながりました。
あなたにも、
あなたらしく働ける場所 がきっとあります。
派遣保育士という選択が、
その一歩になりますように。

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