ずっとしゃべっている2歳児。
ずっとふざけている3歳児。
「よくしゃべる子」「ふざけてばかりの子」
って、このままで大丈夫なのかしら…
そんな不安をかかえるママへ。
大丈夫です。
うちの次女・マツ(まっちゃん)は、口から産まれたのかなって思うくらい、
小さい頃からずっとしゃべっていて、
ずっとふざけているタイプの子どもでした。
それが今は中学3年生。
小学校高学年では学級委員を務め、
中学生になると生徒会役員に立候補し、
副会長に任命。
そして、演劇部の部長としても、
立派に活動していました。
昔から、次女を知る人たちは、
その成長ぶりにびっくりしています。
「大変だった」という記憶より、
本当にネタの尽きない子だったな、
という思い出の方が強いくらいです。
だから今、2歳・3歳を育てているママが、
ずっとしゃべっているわが子に不安を感じているとしたら、
私は「大丈夫だよ」って伝えたい。
「この子、いつか静かにできる日が来るのかな?」
そんなふうに思っているママに向けて、
今日はわが家の次女・マツの成長についてお話しします。

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よくしゃべる・ふざける子だった次女「まつ」の幼少期(2〜3歳)

次女・マツは、本当によくしゃべる子でした。
10ヶ月でつかまり立ちを始め、
1歳の誕生日に一升餅を背負って数歩歩いたとき、
「この子はなんだか大物になりそうだな〜」と
感じたのを覚えています。
3歳で幼稚園に入園すると、
とにかく目立つタイプ。
よくしゃべるし、よく笑うし、よくふざける。
でもそれが一つの個性となり、
先生たちからはとても可愛がられていました。
今振り返っても、
「大変だった」という記憶より、
とにかくネタの尽きない子だったな、
という印象の方が強いです。
【2歳】よくしゃべる子のあるある|思ったことは全部言う
とにかく思ったことは、すぐ口に出る2歳児でした。
一緒に買い物に行ったときのこと。
レジで、マイペースに丁寧な対応をしてくれる店員さんがいました。
正直、私も心の中では
「もう少し早くしてもらえたら助かるな…」
なんて思っていたら、
マツが突然、
「ね〜おばあちゃん、おそいよ〜。」
と、ひと言。
レジの方は、「ごめんね〜。急ぐね〜。」と苦笑い。
私は横で、「すみません…」と、同じく苦笑い。
よくしゃべる子って、頭に浮かんだことをそのまま言葉にします。
悪気はないからこそ、止めるのも難しい。
この頃は、
「思ったことを全部言う=素直すぎる」
そんな時期だったのです。
【3歳】人見知りしない子はどこでも友達を作る
マツは、人見知りをしたことがありません。
気づいたら、誰とでも仲良くなっているタイプ。
ある日、100円ショップで買い物していたときのこと。
少し目を離したと思ったら、
「あ!まっちゃんのママいたよ〜!こっちだよ〜!」
と、誰かに向かって大声で叫んでいるんです。
「幼稚園のお友達にでも会ったかな?」と思っていたら、
「ほら!あれ、まっちゃんのママ!」
と紹介された先にいたのは…
まさかの、同じくらいの年の外国人の男の子。
「え?誰?!」と私は、完全にフリーズ。
でも、マツは満足そうに私を紹介すると、
「じゃあね、バイバ〜イ!」
とその子に手を振って終了。
どうやって仲良くなったのか、
どんな会話をしたのか、今でも謎です。
人見知りしない子って、
親が思っている以上に、
どこでも自然に人と関われるんですよね。
【4歳】よくしゃべる子は発想が自由すぎる
幼稚園にお迎えに行くと、担任の先生から、
「今日もまっちゃん、面白かったですよ〜。」
と言われることが本当に多くて。
その中でも忘れられないのが、
防犯教室の日の話。
警察の方が来て、
「知らない人に、『お菓子買ってあげるからおいで』と言われたら、どうするかな?」
と質問されたそうです。
そこで、元気よく手を挙げたマツ。
そして大きな声で、
「ありがとうって言う!!!」
…うん。お礼は大事。確かに。
でも、そうじゃない。笑
あとで先生にその話を聞いて、家で理由を聞いてみると、
「え〜だって、お菓子買ってくれるんだよ。ちょ〜いい人じゃん。」
と、本人は本気。
この頃はまだ、
言葉の意味をそのまま受け取る、
素直すぎる時期でもありました。
間違ってはいないけど、ちょっとズレている。
そういう考え方を、
ひとつひとつ伝えていくのは、
親としてちょっと大変だった記憶がありますね。
ふざけてばかりの子で大丈夫?と感じたこと

正直に言えば、不安を感じることはありました。
とにかくよくしゃべるし、
思ったことはすぐ口にする。
ふざけるのも大好きで、いつもお調子者。
「このままで大丈夫かな?」
「小学校に入ったら困らないかな?」
そんなふうに思ったことも、何度もあります。
でも、それもマツの個性でした。
誰かを傷つけたりしまいそうなときや、
相手が嫌な気持ちになるかもしれない言葉がでたときだだけは、
その場で少し立ち止まらせて、
「今の言葉、言われたらどう思うかな?」
と、相手の気持ちを考える時間を作るようにしていました。
落ち着きがない、というより、
楽しいことが大好きで、表現したい気持ちが強い子。
だから、
相手に迷惑がかかること以外の場面は、
「また始まったね〜」と旦那と共有して笑ったり、
ママ友に話してネタにしたり。
大変だったというより、
マツの成長を、周りのみんなで楽しんでいた感じです。
あの頃、この成長をSNSで発信していたら、
きっとバズっていたんじゃないかな…
なんて、今になって思います。
小学校で見えた変化|空気を読めるようになった
小学生になると、
幼稚園の頃のように日々の様子を聞ける機会が減り、少し不安もありました。
そして、入学して間もない頃。
担任の先生から一本の電話がありました。
「お友達のランドセルの中に砂が入っていたと連絡がありまして…」
嫌な予感が的中。
話を聞くと、下校班で並んでいたとき、
お友達と一緒にランドセルの上で「かき氷屋さんごっこ」をして遊んでいたそうで。
その結果、中に砂が入ってしまったとのことでした。
相手のお子さんも一緒にやっていたため、大きなトラブルにはならず、
「気をつけてくださいね」というお知らせの電話でした。
マツに話をしても、
「だって一緒にやろ〜って言われたし、楽しかったもん」との返答。
「やっぱりか…」
と、内心ヒヤッとしたのを覚えています。
夜もう一度、マツとしっかり話をしました。
何がいけなかったのか。
どうしたらよかったのか。
相手はどんな気持ちだったか。
少しずつでも、考えられるようになってほしくて。
でも、学校から連絡をもらったのは、後にも先にもこの一度だけ。
よくしゃべるのは相変わらず。
でも、その明るさや物おじしない性格が、少しずついい方向に向いていきました。
ハキハキと発言できる。
周りをみて動ける。
誰とでも仲良くできる。
進んでお手伝いもできる。
面談では、担任の先生から褒められることの方が、多くなりました。
物おじしない性格が、そのまま長所として育ち、
それを認められ、褒められる経験が重なったこと。
それが、よくしゃべり、ずっとふざけていたマツにとって、
大きな自信になっていったのでしょう。
「おしゃべり好き」が強みになったきっかけ
いつもしゃべっているマツは、
目立つことも大好きでした。
みんなの中心にいたい気持ちが強くて、
だからこそ、
ふざけて面白いことをして笑わせる。
そんなタイプの子でした。
発表会では主役をやりたがり、
歌を誰よりも大きな声で歌う。
挨拶も、いつでもどこでもしっかり。
小さい頃から「表現すること」が好きな子だったんですよね。
パパが趣味で市民劇団に入っていたこともあり、
マツも小さい頃から練習に付き添っていました。
そして小5のとき、ついにレッスンをスタート。
ダンスと演劇を中心に、表現力を伸ばしていくというスクールで、
マツにはとても合っていました。
タレントオーディションもあり、そこで合格して事務所に所属。
ただ、案件は多くても引率が必須。
地方住みで共働きの我が家には、なかなかハードルが高かったのです。
そんな中、一度だけ直接電話で連絡をもらい、
夫婦で予定を調整すればなんとか行けそうな案件が。
思い切って応募し、オーディションに参加すると、見事合格。
なんと、
某テレビ番組の再現VTRで、
ある芸人さんの子役時代を演じることになったんです。
初めての撮影は、パパが引率しましたが、
朝から夕方までの長丁場。
バスに乗り込むシーンでは、何人かでの歩幅をあわせるのが難しく、
同じ場面を何度も撮り直したそうです。
マツはセリフがあったので、
そのシーンだけ別で撮影したり、
角度を変えて同じセリフを言ったり。
ロケバスでお弁当を食べながら移動して、
歌を口ずさむシーンを撮影したりと、
とにかく1日がかりの体験でした。
でも、弱音を吐くこともなく、
ずっとその場の雰囲気を楽しみ、
現場では、たくさん褒めてもらえたそうです。
「初めてなのに度胸があるね」
と言ってもらえたことが、マツにはとても嬉しかったみたいで。
歌のシーンは放送カットされてしまいましたが、
バスに乗り込む場面や、単独のセリフは放送され、
司会のさんまさんが、「(その芸人さん)っぽいぽい。」と言ってくれたことも、
家族にとって、忘れられない思い出になりました。
この経験はマツにとって大きな自信となり、
「人前で表現するのが好き」という気持ちを、さらに強くした出来事だったと思います。
そしてそれが、中学では演劇部に入るきっかけにもつながっていきました。
中学生になった今|よくしゃべる性格はそのまま

しゃべること・目立つことが大好きなマツは、
中学生になってもその性格は変わらず。
クラスの代表やリーダーにも、
自分から立候補するタイプでした。
そして、
これは姉・イチの影響もあり、
生徒会役員にも挑戦。
結果、副会長に任命されることになりました。
スクールでのレッスンと、学校の演劇部の活動も続けながら、
先輩が引退したあとには、演劇部の部長も任されることに。
自分の「表現する場所」を、少しずつ広げていったように思います。
幼い頃は、自分の気持ちが一番。
それからいろいろな活動を経験する中で、
周りの様子を見たり、相手の気持ちを考えたりしながら、
意見をまとめていく力も、少しずつ育っていったように感じています。
先生からも、
「よく周りを見て動いてくれていて助かっています」
と声をかけていただくことがあり、
親としてもホッとする場面が増えていきました。
いつからか、自分の思いを伝えることだけでなく、
「期待に応えたい」という気持ちも芽生えてきたのかもしれません。
相変わらず、よくしゃべるし、
真ん中にいることも好き。
今でも、外食をしたり買い物したりしても、
「ごちそうさまでした」
「おいしかったです」
「ありがとうございます」
と元気に言うんです。
そんなふうに言える中学生、少し恥ずかしくもあるけど、やっぱりどこか誇らしいです。
周りの思いにも目を向けられる、
そんな子に成長したんだなと感じています。
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よくしゃべる子・ふざける子の強み(保育士視点)
わが子の話だけではなく、
保育士としてたくさんの子どもたちを見てきた中で感じていることも、
少しお話しさせてください。
よくしゃべる子は、
自分の気持ちを言葉にできる子です。
嬉しい、悔しい、イヤだった。
そういう感情を外に出せる子は、保育士としても関わりやすく、
気持ちを受け止めやすい一面があります。
一方で、ふざけてばかりいる子は、
「注目してほしい」「見ていてほしい」という気持ちが強いことも多いです。
やりすぎてしまうこともあるけれど、
実はとても繊細で、打たれ弱い子も少なくありません。
その繊細さが見えないように、
明るく振る舞って自分を守っていることもあるのかもしれません。
でも、そういう子たちは、
人の気持ちに敏感で、空気を読む力が育ちやすいとも感じています。
よくしゃべる。
ふざける。
目立ちたがる。
一見すると、落ち着きがないように見えて、
不安に感じることもありますね。
その気持ち、すごくよくわかります。
でも私は、幼い頃から自分をしっかりと表現できることは、
決して悪いことではないと思っています。
その子が持っている個性は、
必ずどこかで強みに変わっていく。
コミュニケーション力の高い子は、
周りを明るくする力があります。
表現力のある子は、
自分の世界を広げていく力があります。
これからたくさんのことを吸収していける、
そんな伸びしろを持っている子なんだと、
私は感じています。
まとめ|よくしゃべる子は、そのままで大丈夫

口から生まれてきたんじゃないかと思うくらい、
よくしゃべっていた次女・マツ。
今でも変わらず、しゃべるか歌うかしていて、
黙っている時間のが少ないくらいです。
私もおしゃべりな方ですが、
マツには敵いません。
ときどき「授業中どうしてるの?」と心配になるのですが、
そこはちゃんと「我慢している」とのこと。
一見すると、
困った性格に見えるかもしれません。
でも振り返ってみると、正直「大変だった」という記憶はあまりなくて。
いや、当時はあったのかもしれないけれど、
覚えていないって方が正しいのかもしれません。
それだけ
その子らしさに、楽しませてもらったし、
周りにも、可愛がってもらえて、
私にとっては、育てやすい子でした。
それでもやっぱり、
「周りに迷惑をかけてしまわないかな…」
「思ったことなんでも口にして大丈夫かな」
そんな不安は、いつも心のどこかにありました。
ヒヤッとすることも、もちろんありますよね。
だからこそ、気づいたときだけでも、
「今の言葉、どう聞こえるかな?」
「言われたらどんな気持ちうかな?」
と、一緒に考えるようにしてきました。
「子どもだから仕方ない」
と放っておくのではなく、
吸収力のある「子どもだからこそ」伝えていく。
でも、その子の良さは潰さないように。
そのバランスを、なんとなく大事にしてきた気がします。
今、2歳や3歳のわが子が、
ずっとしゃべっていたり、ふざけてばかりいたりして、
少し不安になっているママへ。
大丈夫です。
その個性は、
ちゃんと成長に繋がっていくことが多いと、
私は保育士としても、母としても感じています。
しゃべることが好きな子は、
人とかかわることが好きな子。
素敵な個性です。
そのやりとりを、どうにか止めないであげてください。
今しかない、その時期の会話を、
その子らしさを、
どうか楽しんでくださいね。

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