「保育園のお迎え時間って、何時までに行けばいいの?」
「仕事終わりにちょっと用事をすませてから行っても大丈夫?」
「ギリギリだと先生に注意されるのかな?」
そんなふうに気になるママやパパも多いのではないでしょうか。
実は、保育園では「1分の遅れも遅刻」と決めているところが多いです。
それは延長料金が発生する時間があるため、お迎え時間はとてもシビアに決められています。
でも、なぜそこまで厳しくされているの?って思いますよね。
その背景には、「保育士の配置」「子どもの安全」「待つ子どもの不安」といった大事な理由があります。
今回は現役保育士の私が、
- 保育園がお迎え時間を大切にする理由
- ギリギリのお迎えが子どもに与える影響
- お迎え時間に遅れるときの正しい対応
を、わかりやすく解説します。

保育園のお迎え時間は何時まで?基本の考え方
保育園を利用できる「保育時間」は、就労時間によって決められていますので、家庭により違います。
よって、延長保育扱いになる時間も違ってきますね。
延長時間が関係してくると、利用料金が発生します。
「前回は、2分くらいだったら免除されたのに。」とか、
「おやつ食べる前だから、セーフでしょ?」とか。
あいまいにしてしまうと、トラブルの原因となるため、きっちりと時間を設定しています。
だからこそ、「1分でも過ぎたら料金発生」が基本です。
「延長料金が発生する前に行けばいいのよね?」
と思う保護者もいると思います。
保育時間内に来ていただければ、たしかに料金は発生しません。
しかし、就労終わり次第すぐにお迎えに来ていただきたい理由を、お話しますね。
お迎え時間を守るということは(保育園側の理由)
保育園のお迎えは、お仕事が終わり次第来ていただくのが基本です!
それはなぜかと言うと…
保育士の配置人数は、時間で決まっています。
16時過ぎると、早番の先生たちが退勤し、保育士の人数が減る保育園が多いです。
保育士の人数が減るということ=事故のリスクも増えるということ
保育士が減ることで、合同保育になり、異年齢児保育の時間になるところもあります。
そうなると、やはり、安全面の不安にも直結してしまうのです。
いつもの時間にお迎えに来てくれないと、子どもの人数が減らず、帰れない保育士も出てきてしまいます。

「ママはお買い物してから、お迎えくるって言ってた~。」なんて素直に教えてくれる子も多いんです(笑)
お迎え時間を守っていただくことで、保育士も安全に子どもたちを守ることができます。
子どもにとってのお迎え時間の意味


お迎え時間は、子どもにとってはとても待ち遠しい瞬間です。
パパやママのお迎えを楽しみに、1日過ごしていると言っても過言ではありません!
そんな中、だんだんと友達が一人また一人と帰っていくと、不安そうな表情を見せる子います。
他のママやパパがお迎えに来るたびに、「自分じゃなかった」と泣きだす子もいます。
こうした心理的な影響が積み重なると、「自分が大事にされている」「愛されている」という気持ちに揺らぎがでてしまうんです。
いわゆる自己肯定感ー自分の存在に自信を持てる気持ちーに、関わってきてしまいます。
日中元気に過ごしていても、午後になると情緒不安定になってしまうのは、そのためです。
だからこそ、保育園のお迎え時間を守ることはただのルールではなく、子どもの気持ちを守るための大切な約束だといえるのです。



夕方になると、ドアのそばに張り付いて「まだかな…」とつぶやく子の表情は何とも切ないものです。
お迎え時間に遅れるときの正しい対応
保育園のお迎え時間が、予定時間より遅れる場合は、連絡を入れるべきです。
大体の到着時間を伝えることで、子どもの不安も軽減されますし、保育士との信頼関係も保てます。
どうしてもママやパパがお迎え時間に行けない場合には、祖父母に頼んだり、ファミサポなどを利用するのもいいでしょう。
延長保育の利用は、事前登録が必要となるでしょうから、申請しておくのも一つの手段ですね。



「渋滞で10分遅れます」と連絡もらえるだけで、先生も安心して子どもを見守れ、子どもも理解して待てるようになりますよ。
お迎え時間を守ることは保育士との信頼関係を強くする
保育士は、保護者のお迎え時間が守られることで、一日の流れをスムーズに終えることができます。
だからこそ、子どもの安全をしっかりと見守ることができるのです。



もう仕事終わってる時間なのにお迎え来ないね…
こういうことが積み重なると、残念ながら保護者への信頼が薄くなるのは事実です。
つまり、お迎え時間を守ることは、子ども自身の心の安定を守るだけでなく、保育士との信頼関係を築くための約束ごとでもあるのです。
もちろん、仕事や交通事情でどうしても遅れてしまうこともあります。
そんな時こそ、ちょっとした気配りが保育士との信頼関係を育て、子どもへの対応もスムーズになりますよ。
まとめ|お迎え時間を守ることは、子どもと保育園を守ること


保育園のお迎え時間は、ただの決まりごとではなく、保育園とご家庭との大切な約束事です。
子どもにとっては「いつも同じくらいの時間にお迎えがくる」という安心感につながり、保育園での生活リズムを安定させることができます。
そして何より、お迎えの瞬間に子どもが満面の笑みで駆け寄ってくる姿は、ママやパパにとっても、1日の疲れも吹き飛ばす最高のご褒美。
お迎え時間を守ることは、こどもにとっても、保護者にとっても、そして保育園にとっても、みんなを笑顔にしてくれる大切な約束事です。
「ちょっとくらいいいか…」の気持ちは捨て、お仕事が終わり次第すぐに、最高の笑顔を見に来てくださいね!
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