【イヤイヤ期の乗り越え方】対処法&接し方を保育士ママが伝授

イヤイヤ期乗り越え方

「イヤイヤ期」
子育てをしていれば誰もが知っている言葉なのに、この時期の子どもと向き合って悩み、疲れきっているママは本当に多いです。

ネットにはたくさんの情報があふれているけれど、
「それどこかで見た」
「で、結局どうすればいいの?」

と途方にくれてしまうママの声を、毎日のように目にします。

SNSを見れば、今日もまさにくったくたになってるママたちのリアルな投稿でいっぱい。

そのたびに、少しでも心を軽くしてあげたい…と強く感じます。

この記事では、
保育士として多くの子どもやママと関わってきた経験に加えて、私自身も「本気でイヤイヤ期をくらった当事者ママ」です。

だからこそわかる『現場の本音』『ママとしてのしんどさ』

その両方の視点から、イヤイヤ期を乗り越えるヒントをお届けします。

一般論ではなく
「リアルな悩みに、現場の保育士ママがどう対応するか」
その視点にしぼって書いていきます。

目次

イヤイヤ期とは?一般論じゃなく”保育士ママ視点”で語る

イヤイヤ期は、その名の通り子どもが何でも「イヤ!」と言い始める時期のこと。

これは「自分でやりたい!」「自分で決めたい!」という気持ちが一気に芽を出す、自然な発達の流れです。

———なんて説明は、ママたち何度も目にしているんですよね。
「そうじゃなくて、どうかかわったらいいの?!」
ここが一番知りたいところでしょう。

実はイヤイヤ期って、どこでも誰に対しても出るわけではありません。

実際、保育園に通うママから、
「家では泣き崩れるのに、保育園ではおりこうって言われて…なんで?!」
と相談されますが、これ、本当によくあります。

ママの前だけで爆発できるのは、安心して甘えられている証拠なんです。

イヤイヤ期は決して悪いことではなく、むしろ健全!


しかも、この時期「パパはイヤ!!」もなぜか増えるんです。

逃げ場がないママの大変さ…私も、何度、トイレに逃げ込んだことかわかりません。

保育士視点で言えば、「イヤイヤ期」は
自分主張と気持ちのコントロールを練習している期間

大人だって、自分の考えや思いが通らなくてイライラすることありますよね。

それを全力で表せちゃう子どもを見て、うらやましくなるくらいです。

だから、ママが疲れ切るのは当然です。

自分を責める必要はなんて、一つもありません!

悩めているのは、それだけちゃんと子どもと向き合っている証拠です。

SNSで一番多いリアル悩み①「なんでもイヤ!毎日しんどい」

SNSでよく見る声は

「朝の支度が進まない」
「とにかく全部”イヤ”と言う」

といった切実なものです。

たしかに、スーパーで崩れ落ちる子…見かけます。

私も声をかけたくなる瞬間あるんですが…
完全に怪しい人すぎるので、いまだ実行したことはありません(笑)。

イヤイヤ期の本音は、とてもシンプルで
「自分で選びたい」「自分で決めたい」なんです。

洋服は前日に一緒に選ぶが最強

起きてから選ぶと、気持ちが乗らず全部イヤになることも。
前日に一緒に決めておいて、朝はこう声を掛けます。

ママ

これ、○○ちゃんが選んだ服かわいいね~!すぐ着ちゃおうね。

イヤイヤさんは、「ママが決めたもの全部いやいや病」に侵されているので、
とにかく「自分で選んだんだよ」を全力で強調しましょう!

朝ごはんは2択にしましょう!

手間のかかる物じゃなくていいんです。
「おにぎり or パン」
「ふりかけごはん or 納豆ごはん」

こんな感じでOK!

イヤイヤさんは、「はいこれ食べて」はいやなので、
2つから、どちらかを選ばせましょう!

選ばせるだけで、びっくりするほど動きやすくなりますよ。

「イヤ」の先出しもかなり効く

ママ

持つのイヤだろうけど、カバン持ってくれると助かる。

ママ

靴はくのイヤだろうけど、足痛くなっちゃうから履いてこうね。

先に「イヤ」って言われると、イヤイヤさんはまねっこもイヤなので、行動がスムーズになることがあります。

また、「ママもイヤなのわかってくれてる」という満足感も生まれます。


実はこれ、ただの魔法ではなく
「共感の最初のひと言」が子どもの警戒を解くんです。

私はこれを、「押し売りの共感」と命名してます(笑)。
でも、本当に効くんです。

イヤの押し売り、ぜひしてみてください。

そして大事なのは『ママの余裕を守ること』

「今はイライラ期だから…」とわかっていても、
急いでいる朝は無理です。
普通にイラっときます。

だからこそ、
先に自分自身の準備をしておくこと。

これだけで、怒りの加速を防げます。
時間に余裕がないと、イライラ期はさらにしんどくなりますから。

この時期だけでも、ぜひ『予備時間』を貯えておいてくださいね。

リアル悩み②「外で泣き叫ぶ…他人の目がつらい」

周囲の目が気になる外出も、SNSでは

「スーパーで走り回って恥ずかしい」
「公園から帰れない」
「知らない子のおもちゃを欲しがって困る」

———これ、ほんっとうに困っちゃうんですよね。

スーパーで、「走っちゃダメなの!」なんて正論を言ったところで伝わらない。
注意したら、ひっくり返って泣き叫ぶ。

公園では、暗くなるまで遊びたい気持ちが爆発する。

他人の目も気になるし、心がすり減る瞬間です。

でも、これ全部イヤイヤ期あるある
ママが悪いわけでも、子どもがわがままなわけでもありません。

イヤイヤ期の子は、
「自分の気持ちが満たされない=全力で感情を出す」
この仕組みで動いています。

スーパー問題は「行かない」という選択肢が最強

こんな時は、潔くこう割り切ってOK。

週末にまとめ買いをする。
ネットスーパーに切り替える。
生協・コープに登録する。

もうね、毎回スーパーで消耗するくらいなら、
スーパーへ行かない選択が賢さです。

わたしも、イヤイヤ期は生協に頼っていました~!

足りないものは、パパに買ってきてもらったり、子どもが寝てから買いに行ったり。

周りからの視線を気にしなくていいだけで、本当に心がラクになるんです。

 公園問題は「行く前の約束」+「帰る時は即撤収」

公園での帰れない問題。
これは、ママの悩みトップ3くらいに入るレベル。

だから、公園に行く前に必ずひと言。

ママ

今日は時計がぐるっと1回まわったら帰るよ(1時間限定)。

ママ

お友達のおもちゃは、使えないよ

こう、約束することがとても大事。

その約束が守られない時には、抱きかかえて強制帰宅。それでOK。

もうぐずり始めたら、何を言っても耳に入りません。

保育士として確実に言えます!
泣いている時の子どもは、言葉が脳に届かないんです。

戦い続けるほど、ママだけが疲弊します。

帰ったあとに、落ち着いてから
「約束したね」
この一言だけで十分。

諭すのは落ち着いてから。

これが最も効率的で、ママが一番ラクです。

イヤイヤ期の外での困りごとは、ママの育て方の問題では一切ありません

でも、どうしても周りの視線が気になり、しんどく感じる日もあります。

だからこそ、「行かない」「すぐ帰る」という選択で、ママの心を守るのも全然アリですよ。

リアル悩み③「食べない!皿投げる!ごはん拒否」

座らない
・好きなものしか食べない
・お皿を投げる

せっかく準備した食事を食べてくれない上に、粗末にされる。

あの瞬間、イライラが止まらなくなるのは当然ですよね。

イヤイヤ期の食事は「遊び」から「食べる」という行為に移行する最難関ステージ。

だからもう、食べない日は食べなくても大丈夫!くらいで割り切ってOKです。

「一口だけでいいから、がんばってみよう?」
このチャレンジも、いったんおやすみしちゃいましょう。

「がんばろう」の強要は、残念ながら意味がありません。


その代わり、

一緒に食べるなどして「食事って楽しい!」と感じられる雰囲気づくりを意識してみるのが効果的。

…ですが、これも無理にしようとしなくて大丈夫!

結局のところ、
おなかが空けば、子どもはちゃんと食べます!

▶食事のことは、こちらの記事にさらに詳しくまとめていますので、よかったら合わせてどうぞ。

リアル悩み④「寝かしつけが地獄」

・ベットに行くだけで大号泣
・寝ない・起きる・また泣く

ママだって寝たい。
このイライラ期に耐えるためには、体力が必要なのに…寝てくれない。

休息もとれない。ホットできる時間がない。

つらいですよね。

昼間あれだけがんばってるんだから、夜くらいゆっくりしたいのに、
気づけば一緒に寝落ち。
すぐまた朝が来る…の繰り返し。

本当におつかれさまです

イヤイヤ期の「寝る」は、子どもにとっては一番難しいスキル。

興奮した気持ちを落ち着かせないといけないし、
環境の変化にうまくついていけなかったり、
身体の感覚が未熟であることも眠りづらさにつながります。

スムーズな入眠対策

寝る前にするルーティンをつくること。

例えば、
・絵本を2冊読んだら寝る
・今日楽しかったことや、明日の楽しみを話す
・お気に入りのおもちゃをひとつ持ってベットに行く

など、いつもと同じ流れを作ると、子どもの心が落ち着きやすくなります。

そのときのポイントは、
テンションは上げないこと。
ゆっくり話す・静かにかかわる

でOKです。

また、昼間に身体をしっかり動かすのも効果的
感情を発散すると、脳がいい感じに疲れて入眠しやすくなります。

そして、一番大事なのは…

この時期は、
「寝かしたらあれしよう。」は、いったん諦めること。

期待すると、その期待を裏切られたときのイライラが倍増しちゃうから。

「今日は一緒に寝ちゃおう」くらいの気持ちで挑みましょう。

そうすると、寝かしつけ後に自分時間が手にはいったときのラッキー感がすごいし、気持ちもラクになりますよ。

リアル悩み⑤つい怒鳴ってしまう…自己嫌悪がしんどい

「今日も怒ってしまった…。」
「寝顔見て反省して、泣けてくる。」

これ、ほんとうに多い悩みです。
そしてね、これを感じているママはがんばっている証拠なんです。

完璧な親なんて、いません。

私だって、保育士をしていたって、
自分の子育ては、何度も壁にぶち当たってきました。

「何人も見てきたから楽勝」なんて、そんなことはひとつもありません。

怒ってしまったっていいんです。
大事なのは、そのあとに「戻れる関係」でいること。

ママ

さっきは怒っちゃってごめんね。

ママ

イヤだったね。ママもびっくりして悲しくなっちゃった。

この一言で十分。
子どもにだって 言葉で伝える ことが、安心につながります。


そしてね。
これができない日があっても、全然大丈夫。

明日は、また笑顔で「おはよう」と言えれば大成功。

保育士視点で「やらないほうがいいNG対応」

言うことを聞いてくれない子に
「お化けがくるよ」「鬼がくるよ」
SNSでよく見る声ですが、
これ…効果は一時的だけ です。


実際はやりましたね~、「鬼に電話」。

あれ、本当にめちゃくちゃ怖いですよね。
うちの子には、ちゃんと理解できる年齢になってから興味本位で見せました。(ほんと、それだけ)


保育士としてはっきり言えます。
恐怖で子どもを動かす方法は、親の信頼を確実にすり減らします。

怖くて止まっただけで、
・なぜダメなのか
・どうすればよかったのか

子どもはひとつも理解できていません。

だから続かないし、怖さが消えたらまた繰り返します。

言うことを聞かない子への対応は?

「じゃ~どうすればいいの?!」

答えはとてもシンプルです。

・短く理由を伝える
・同じ言葉を何度でも繰り返す
・正しいやり方で一緒にやる
・違う方法を提案する

これだけで十分なんです。

ママ

走らないよ。転ぶと痛いからね。

ママ

今は使えないよ。順番がくるまで待とうね。

この『短く理由まで』が、めちゃくちゃ効きます。

そして、どうしてもすぐに一度止めたいときは
「ダメ」のひと言でOK。

その時は…
いつもとり落ち着いた低いトーン
目を見て、表情を変えて

これだけで、子どもは「空気」を察します。

怖がらせて動かすと、即効性はあるけど育ちません。

理解させて動ける子を育てる方が、あとで絶対ラクになりますよ。

難しく考えず、「なぜなのか」を子どもにつねに話していけば、大丈夫です。

イヤイヤ期はいつ終わる?保育士ママの本音の答え

一般的には、3歳後半から4歳頃に落ち着くと言われています。

「え?そんなに続くの?!」と驚くママも多いでしょう。


でもね、ずっと地獄の日々が続くわけではありません。

波はありますが、子どもはだんだんと様々なことを学び、
自分で「気持ちをコントロールする」術を身に着けていきます。

忘れないでほしいのは…

・イヤイヤを出せるのは「安心できる環境」だからこそ
・「わがまま言えるほど甘えられる存在がママ」だということ

そして、何よりも大事なのはこれ。

イヤイヤ期には、必ず終わりがきます。

「やまない雨はない」
この言葉を、どうか信じていてくださいね。

疲れ切ったママに、保育士ママからのエール

今日も、本当におつかれさま。

イヤイヤ全開のわが子を見て、
「いま一番イヤイヤしたいのは、私なんだけど!」
と思う瞬間、ありますよね。

わかります。
それを気持ちを出せない辛さも、
わが子が全力で感情を出している姿をうらやましく思う気持ちも。

だからこそ、
イヤイヤ期は「子どもの発達」でもあり、「親の成長期」でもあるんです。

まさに、試されている時期です。
「親としてがんばれますか?」と。

でもね、結局はママはがんばれちゃうんです。
だって、愛が勝っちゃうから!(笑)

うちの子2人も、そりゃもう大変でした。

全然寝てくれないて、ソファーで一緒に寝落ちしたことも、
一日中泣いて、洋服も着てくれず、江頭みたいな状態で過ごした日も、

ありました!ありました!
泣いてひっくり返ってる写真、たくさん出てきました!!

…でも、正直もうほとんど覚えていません。

大変だったな~と記憶はあるけれど、
それくらい、過ぎてしまえば”思い出”です。

そんなもんなんです。


だから、その日まで一緒にがんばりましょう。

無理せず、つらさは声に出して。


大丈夫、あなたはちゃんと子育てしていますよ。

まとめ

「イヤイヤ期 つらい」

SNSで見えてくるのは、ママたちの心の叫びです。

どのママも頑張ってる。
だからこそ、その重たい気持ちを少しでも軽くしてあげたい。

保育士として、そして元本気でイヤイヤ期に泣かされたママとして断言します。

イヤイヤ期は、成長の証
そして、必ず終わりがきます。



…とは言っても、
「いま、辛いものはつらい!!」
その気持ちもわかります。

だって、私もそうだったから。


だからこそ、この記事で紹介した

・今日から使える声掛け
・ちょっとした工夫
・ママ自身の余裕を守るマインド


を取り入れてみてください。

このどれかひとつでも、あなたの明日がラクになるきっかけになれば、それだけで大成功です。


無理はしなくていい。
手を抜いていい。
助けを借りていい。


どの子も、どの親もぶち当たる「イヤイヤ期」。
完全攻略はしなくていいので、
一緒に少しずつ、乗り越えていきましょう!

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