「月曜の朝が地獄…」
月曜日の朝って、大人にとっても気持ちが重たいですよね。
それに、わが子がぎゃん泣きが重なると———
もう、どんよりレベルを通り越してしまいます。
実はこの「月曜日の行き渋り」、
保育園でもとても多い悩みなのです。
保育士の私も、出勤前から
「今日は誰が泣いてくるかな…」と
少し身構えてしまうほど。
月曜の朝だけ、まるで別人のように
泣いて登園してくる3歳児は、
決して珍しくありません。
特に、休み明けの月曜日だけ生き渋るというケースは、園でも本当によく見られます。
「どうして月曜日だけ?」
「甘えているだけなの?」
「このまま続いたらどうしよう…」
そんなママの不安に、
この記事では、
・なぜ月曜日・休み明けだけ行き渋るのか
・行き渋る子の特徴
・保育士がすすめる対応の考え方
を、現場の視点からお伝えします。
月曜簿の朝が、
ほんの少しラクになりますように。
なぜ月曜日・休み明けだけ行き渋るの?

正直、月曜日・休み明けに
行き渋る3歳はとても多いです。
保育園でも、
金曜日は元気に帰ったのに、
月曜日の朝はまるで別人のように泣く———
そんな姿を、何度も見てきました。
それには、3歳ならではの理由があります。
生活リズムが一気に切り替わる
お休みの間は、どうしても生活リズムが崩れがちです。
・いつもより遅く寝た
・お昼寝の時間がずれた、またはしていない
・お菓子や好きなものを自由に食べられた
こうした積み重ねで、
身体も心も「お休みモード」になっています。
保育園では月曜にの朝、
✅ぼーっとしている
✅些細なことで泣く
✅いつもより切り替えに時間がかかる
そんな子が増えます。
これは甘えではなく、
切り替えにエネルギーが必要な3歳の特徴です。
安心基地から引き戻される感覚
お家は、3歳の子にとって、
「わかってもらえる」「守られている」
そう、いちばん安心できる場所です。
そこから一気に、また
「がんばる場所」である保育園へ戻る———
この切り替えに、不安を感じない子はいません。
保育士から見ると、月曜日の泣く子ほど
✅ママへの愛着が強い
✅家では安心してすごせている
そんな子が多い印象です。
「ママならすぐにわかってくれる」環境から、
また「自分で伝えなければならない」環境へ戻ることで、少し自信をなくしてしまうのです。
見通しが持てず不安になる
3歳は、
「今日はどういう一日になるのか」という
見通しを自分で立てるのが難しい年齢です。
休み中は、自分のペース。
月曜からは、集団のペース。
その切り替えに、心は追いつかず、
いつもより敏感になったり、
不安を強く感じたりします。
園でも月曜日は、
✅活動への参加を渋る
✅些細な声かけで涙が出る
✅「ママ…」が増える
そんな姿が多く見られます。
「先生が怖いから行きたくない」と言われたときの考え方は
▶こちらの記事で詳しくお話ししています
月曜日だけ泣くのは甘え?わがまま?
結論から言います。
月曜日だけ泣くのは、甘えでもわがままでもありません。
保育園でもよく見られる「月曜日の行き渋り」は、子どもがちゃんと成長しているからこそ起こるものです。
ママへの愛着がしっかり育っている
お休みは、ママや家族と一緒に過ごす時間が増えます。
安心できる時間をたっぷり味わったあとだからこそ、「離れる」ことがつらいのです。
これは、愛着形成がしっかりされている証拠。
泣く=依存ではなく、
「安心できる人がいる」とわかっているからこそ、出てくる感情です。
気持ちの切り替えがまだ難しい時期
3歳頃の子どもにとって、
・休みモード 集団生活
・自由な時間 ルールのある生活
この切り替えは、想像以上に難しいのです。
大人だって、「休み明けの月曜日はしんどい…」ってなりますよね。
子どもはそれを、言葉ではなく、
泣くことで表しているだけなんです。
行き渋りも大事な成長過程のひとつ
実は、月曜日に泣く子ほど、
保育園ではちゃんと周りを見ているんです。
✅楽しかったお休みを覚えている
✅明日の流れを予測できている
✅気持ちの変化を感じ取れている
これって、心がしっかり育ってきた証拠。
「月曜だけ泣く」は、
心が成長している途中に見られる、よくある姿です。
「3歳の行きたくない=甘えなの?」と不安になったら、こちらの記事も参考にしてみてください。
月曜日・休み明けの朝にできるかかわり方

行き渋る月曜の朝。
「どうしたらスムーズに行ってくれるんだろう…」と、悩みますよね。
保育園でも、月曜日の朝は鳴き声が一番多い時間帯。
でも実は、かかわり方ひとつで切り替えが早くなる子も多いんです。
ここでは、
✅朝に使える声かけ
✅避けたいNG対応
✅保育士が実際に見てきた送り出すコツ
を、保育目線でお伝えします。
声かけ例|見通しを持たせるのがポイント
月曜日の朝は、
「行く・行かない」の話よりも、
今日の流れがイメージできる声掛けが効果的です。
たとえば…
「今日からまた保育園だね」
「○○くんに会えるの楽しみだね」
「今日はどの遊びをするのかな?」
「帰ってきたら、○○しようか」
ポイントは、
✅今日どうなるか
✅楽しみがあること
✅終わりがちゃんと来ること
を、短い言葉で伝えること。
「次のお休みは何しようか?」と話すのも、
今は頑張る時間、また楽しい時間が来ると
気持ちを切り替える助けになります。
避けたいNG対応
月曜日の朝、
一番避けたい言葉は「早く!」です。
行き渋っている3歳にとって、自分の気持ちやペースが乱されるのは、かなりのストレス。
また、
・急かす
・準備を全部やってしまう
・泣いているのに無言で連れていく
こうしたかかわりは、
「無理矢理連れていかれる」という気持ちを強くしてしまいます。
保育現場でも、
急かされたまま登園した子ほど、
園に入ってから切り替えに時間がかかる子が多いです。
月曜日の朝は、
ママが10分だけ早く起きるだけで、
子どもの気持ちはかなり違いますよ。
送りのコツ|泣いても大丈夫
月曜日の朝こそ、
明るく・短く・スッと送り出すのがコツ。
・抱きしめて
・「いってらっしゃい」「大好きだよ」と伝え
・先生にバトンタッチ
ここで迷ったり、何度も振り返ったりすると、
子どもの不安は長引いてしまいます。
「月曜日に泣くのは当たり前」
そう思っているだけで、ママの表情も変わります。
その安心感は、ちゃんと子どもに伝わりますよ。
「休ませないと決めた朝のかかわり方」については、こちらの記事で詳しくまとめています。
月曜日だけなら休ませるべき?
ここも、結論から先に言います。
月曜日だけの行き渋りなら、
基本は休ませなくてOKです。
月曜日に泣く=無理をさせている
ではありません。
多くの場合、切り替えができていないだけなのです。
ただし、こんな姿が見られる日は話が別。
✅体調が明らかにすぐれない
✅生活リズムが完全に崩れてしまっている
✅泣き方がいつもと違い、情緒がかなり不安定
この場合は、無理に登園せず、ゆっくりお家で過ごす選択もアリです。
お家で過ごすときのポイント
休ませるときに大切なのは、
「完全なお休みモード」にしすぎないこと。
たとえば…
「いま、保育園のお友達は何してるかな?」
「そろそろ給食の時間だね」
「お昼ごはん食べたら、お昼寝しようか」
こんなふうに、
園の一日の流れを、さりげなく意識した声掛けをしてみてください。
これは、次の日の登園をラクにするための準備でもあります。
次の日につなげる声かけも大切
月曜日お休みした日の終わりには、
「今日はゆっくりできたね」
「明日は先生に会えるね」
「また○○しに行こうね」
そう、明日は大丈夫そう
と思える言葉をかけてあげましょう。
ただ泣いているだけ・ぐずっているだけなら登園OK
保育園では、
「泣いてきたけど、10分後には遊んでる」
…なんてこと、本当によくあります。
「今日は先生にお願いしよう」
その気持ちで、バトンタッチして大丈夫ですよ。
任せてください!(笑)
「今日は休ませる?行かせる?」と迷った時の
具体的な判断基準はこちらにまとめています。
▶休ませる判断基準は?
まとめ|3歳の月曜日の行き渋りは「成長のサイン」

3歳には、月曜日・休み明けの行き渋りはよくあります。
でも、これは
決してママのせいじゃありません。
大人だって、「月曜日はしんどい…」と感じるように、子どもも同じ気持ちを抱えています。
ただ、
3歳の子どもは、そのモヤモヤした気持ちを、
うまく言葉にできません。
だからこそ、泣いて訴えているだけなのです。
これは、周りをよく見ている子ほど起こりやすい姿。
子どもがちゃんと成長している証拠でもあります。
体調に問題がなさそうなら、
子どもを安心させて、短くスッと送り出すのがコツ。
また次のお休みを楽しみにしながら、
子どもも、ママも、無理しすぎず
一週間を乗り切っていいきしょう!

気軽にコメントもお待ちしています